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もんじゅ引き抜き完了

6月24日 asahi.com
もんじゅ炉内落下の装置、引き抜き完了
落下していたのは、核燃料のプルトニウムを装着するときに使う「炉内中継装置」(直径46センチ、長さ12メートル)で、引き抜き作業は予定より7時間近く遅れた23日午後8時50分から始まった。装置は昨年8月に落下した衝撃で変形したため、炉の開口部のさやと一緒に、クレーンでつり上げた。約8時間かけ、24日午前4時55分に引き抜いた。

気になるのは、やはりこの一文でしょう。
炉内に脱落した部品がなければ、今年度中に試験運転を再開したい構えだ

YAHOO!ニュース 読売新聞
「「もんじゅ」炉内落下の装置、回収完了
高速増殖炉は、国がエネルギー政策の柱と位置づける「核燃料サイクル」の要となる施設。このトラブルで機構は、2012年度内としていたもんじゅの本格運転開始時期を13年度内に変更し、今年度中に発電を伴う出力40%での試験運転を行う計画だ。ただ福島第一原発事故を受け、福井県や敦賀市は安全確保を強く求めており、計画がずれ込む可能性もある。



6月19日の読売新聞にはこんな記事も出ていました。
「もんじゅ」厳しい視線
もんじゅは、プルトニウム燃料を生み出す必要から、冷却材として液体金属のナトリウムを使用。水や空気に触れると燃える性質があるため、これまでは、ナトリウムが流れる配管破断などの安全対策が注視されていた。
 福島第一原発では炉心にいかに水を注入するかが課題となっているが、もんじゅは水を使えない。全電源を失った場合、蒸気発生器につながる2次冷却系の配管の弁が自動で閉じ、ナトリウムが「空気冷却器」に流れるよう、自然循環モードに切り替わる。
 運転時の1次系ナトリウムの熱は約530度。解析では、停止時に2次系ナトリウムに伝わるこの熱が、配管を外気にさらしている空気冷却器内を流れて温度を下げ、1次系ナトリウムが、3日間で250度以下の低温停止状態になるという。ただ、本当に機能するかどうか、実際に運転してみないと分からない。
 同検討委員会では、「冷やしすぎてナトリウムが固まる恐れがあるのでは」「電源喪失を伴う大事故であれば配管からナトリウムが漏れるのではないか」――。想定外の事故に対するもんじゅへの不安は尽きなかった。1、2次冷却系の配管は3ルートあり、いずれも自然循環が機能しない「想定外」の事態になれば、現システムで打つ手はない。

機構は事故後も今年度内に予定する出力40%試験運転を「計画通りに進めたい」(鈴木篤之理事長)とするが、県や敦賀市は安全確保を慎重に見極める方針で、先行きの不透明感が増している。福島の事故後、緊急時の手順書の見直し作業などを進める弟子丸剛英・もんじゅ技術部長は改めて気を引き締める。「もんじゅで事故が起きれば、将来のエネルギー確保に必要と信じる高速増殖炉の開発は終わってしまう」。(藤戸健志)

えっと・・・
確か、既に誤作動や事故起きていますよね?


こちらは、2011年2月5日の産経ニュース
「もんじゅ」復旧工事に追加費用9億4000万円
機構によると、約9億4000万円は原子炉容器内の装置回収に使う器具の製造や、回収後の装置の検査などにかかる費用で、1月28日に東芝と工事契約を結んだ。平成23年度の国の予算案に盛り込まれている。



とりあえず、無事に引き抜くことができてよかったです。

平成23年 6月24日
独立行政法人日本原子力研究開発機構  敦賀本部
高速増殖原型炉もんじゅ炉内中継装置の引抜き作業の完了について(お知らせ)」(pdf)









もんじゅ炉内落下の装置、引き抜き完了2011年6月24日11時48分

約8時間かけて引き抜かれた「炉内中継装置」。冷却材のナトリウムと空気などが反応して発火しないよう、不活性ガスを満たした専用容器「簡易キャスク」に入っている=24日午前5時4分、福井県敦賀市白木2丁目、日本原子力研究開発機構提供
約8時間がかりで引き抜かれた「炉内中継装置」。約10カ月ぶりに引き抜かれた装置は、白い専用容器「簡易キャスク」に入っている=24日午前4時59分、福井県敦賀市白木2丁目、日本原子力研究開発機構提供
 日本原子力研究開発機構は24日早朝、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の原子炉容器に約10カ月間落下したままになっていた重量約3.3トンの装置の引き抜きを終えた。炉内に脱落した部品がなければ、今年度中に試験運転を再開したい構えだ。
 しかし、運転再開に際して事前協議をする協定を機構と結んでいる福井県は東日本大震災後、トラブルや定期検査で停止中の県内の原発について再稼働を認めていない。高速増殖炉の研究開発は技術的に難しい点も多く、予定は不透明だ。
 落下していたのは、核燃料のプルトニウムを装着するときに使う「炉内中継装置」(直径46センチ、長さ12メートル)で、引き抜き作業は予定より7時間近く遅れた23日午後8時50分から始まった。装置は昨年8月に落下した衝撃で変形したため、炉の開口部のさやと一緒に、クレーンでつり上げた。約8時間かけ、24日午前4時55分に引き抜いた。
【asahi.com】



「もんじゅ」炉内落下の装置、回収完了
読売新聞 6月24日(金)7時48分配信

 日本原子力研究開発機構は24日、高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で昨年8月に原子炉容器内に落下した核燃料交換用の炉内中継装置(長さ12メートル、重さ3・3トン)を引き抜く作業を終えたと発表した。
 機構によると、23日午後8時50分からクレーンで作業を開始。炉内にある冷却材の液体ナトリウムは空気と激しく反応するため、中継装置を密閉した蛇腹式の筒(最大長さ15・6メートル、直径1・4メートル)に納めながら引き抜き、約8時間後の24日午前4時55分に回収を終えた。機構は7月から、回収した装置を詳細に点検、落下の衝撃で炉内を傷つけていないか確認した上で、今秋頃に復旧させたい方針。
 高速増殖炉は、国がエネルギー政策の柱と位置づける「核燃料サイクル」の要となる施設。このトラブルで機構は、2012年度内としていたもんじゅの本格運転開始時期を13年度内に変更し、今年度中に発電を伴う出力40%での試験運転を行う計画だ。ただ福島第一原発事故を受け、福井県や敦賀市は安全確保を強く求めており、計画がずれ込む可能性もある。 .最終更新:6月24日(金)11時28分



「もんじゅ」厳しい視線

「特殊な炉」盲点見極め急務

 「電源をすべて失っても、自然に、空気で、冷やす仕組みになっています」

 福島第一原発の事故を踏まえ、日本原子力研究開発機構敦賀本部に設置された高速増殖炉「もんじゅ」の「シビアアクシデント(過酷事故)対応等検討委員会」(委員長=片岡勲・阪大大学院教授、5人)の初会合。機構側は、原子炉の熱を伝える1次、2次冷却材のナトリウムが自然循環によって「空気冷却器」で冷やされ、原子炉の崩壊熱を除去できると説明した。
 普通の原発にはない、もんじゅ特有の安全設計に、委員から「自然循環だけに頼る考え方を変えた方がいい」「仕組みに問題はないのか」などと厳しい意見が続出した。
 国内で40年以上の運転実績がある原発(軽水炉)で想定外の事故が起きたことで、まだ開発途上にある「もんじゅ」に向けられるまなざしは、一層厳しさを増している。
      ◇
 もんじゅは、プルトニウム燃料を生み出す必要から、冷却材として液体金属のナトリウムを使用。水や空気に触れると燃える性質があるため、これまでは、ナトリウムが流れる配管破断などの安全対策が注視されていた。
 福島第一原発では炉心にいかに水を注入するかが課題となっているが、もんじゅは水を使えない。全電源を失った場合、蒸気発生器につながる2次冷却系の配管の弁が自動で閉じ、ナトリウムが「空気冷却器」に流れるよう、自然循環モードに切り替わる。
 運転時の1次系ナトリウムの熱は約530度。解析では、停止時に2次系ナトリウムに伝わるこの熱が、配管を外気にさらしている空気冷却器内を流れて温度を下げ、1次系ナトリウムが、3日間で250度以下の低温停止状態になるという。ただ、本当に機能するかどうか、実際に運転してみないと分からない。
 同検討委員会では、「冷やしすぎてナトリウムが固まる恐れがあるのでは」「電源喪失を伴う大事故であれば配管からナトリウムが漏れるのではないか」――。想定外の事故に対するもんじゅへの不安は尽きなかった。1、2次冷却系の配管は3ルートあり、いずれも自然循環が機能しない「想定外」の事態になれば、現システムで打つ手はない。
      ◇
 「地震などでは意外に小さな機器の損傷が(炉の死命を制する)要になる」。今月9日に開かれた機構の「もんじゅ安全委員会」(委員長=西原英晃・京大名誉教授、12人)で電力中央研究所の土屋智子・上席研究員の指摘は鋭かった。
 昨年8月、核燃料交換用装置が原子炉容器内に落下して引き抜けなくなったトラブルは、たった1本のネジの緩みが原因だ。1995年のナトリウム漏れ事故も原因は2次冷却系の温度計さや管の設計ミス。いずれも予期せぬ機器が重大な結果を招いた。
 会合で京大原子炉実験所の山名元教授は「特殊な炉を開発していくには本当に盲点がないのかを考えるべきだ。技術者は楽観的な結論を探しがち。その姿勢が問われている」とくぎを刺した。
      ◇
 機構は事故後も今年度内に予定する出力40%試験運転を「計画通りに進めたい」(鈴木篤之理事長)とするが、県や敦賀市は安全確保を慎重に見極める方針で、先行きの不透明感が増している。福島の事故後、緊急時の手順書の見直し作業などを進める弟子丸剛英・もんじゅ技術部長は改めて気を引き締める。「もんじゅで事故が起きれば、将来のエネルギー確保に必要と信じる高速増殖炉の開発は終わってしまう」。(藤戸健志)
(2011年6月19日 読売新聞)


「もんじゅ」復旧工事に追加費用9億4000万円
2011.2.5 13:04
 高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)で昨年8月、燃料交換用装置が原子炉容器内に落ちた事故で、復旧には通常の保全費とは別に、約9億4000万円の費用がかかることが5日、日本原子力研究開発機構への取材で分かった。
 機構によると、約9億4000万円は原子炉容器内の装置回収に使う器具の製造や、回収後の装置の検査などにかかる費用で、1月28日に東芝と工事契約を結んだ。平成23年度の国の予算案に盛り込まれている。
 事故は、重さ3・3トンの装置を容器内で高さ2メートルまでつり上げた際に落下。装置が容器上ぶたの一部につり下がったままになっており、機構は上ぶたと装置を一体で撤去する大掛かりな工事を予定。今秋までの復旧を目指している。
【産経ニュース】
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